キャッシング審査とは

キャッシングを利用するにあたっては、必ずキャッシング審査を受ける必要があります。

審査なしで借りられるという謳い文句を掲げている会社も中には存在しますが、あまりお勧めできません。

審査がないということは、誰にでも貸してくれるかわりに、額が少額だったり金利が高かったりする可能性が高いです。 また、ヤミ金などの可能性もありますから、できれば避けた方が無難です。

では審査とはいったいどんなことを審査するのか、そしてどんな仕組みになっているのか、気になるところでしょう。 ここでは審査前に知っておくべきポイントに絞ってご紹介します。

まず審査のことを説明する前に、個人情報機関のことについてみていきましょう。

借り入れを行う会社は、あなたが借りたお金をしっかりと返済する能力があるかを、提出した書類や証明書をもとに審査します。 その際の情報確認に使用されるのが個人信用情報機関です。

キャッシングの利用状況やカードの申し込み状況などの情報が確認できるようになっており、主にクレジット系、銀行系、消費者金融系というように複数の個人信用情報機関が存在しますが、現在は相互に同じ情報を共有できるようになってきています。

特に延滞や自己破産など、事故情報があるかどうかは必ず個人情報機関で照会されます。 悪質な事故情報がある場合には、この時点で審査に通らない可能性があります。

申し込みの時点で、自分のことを良く見せようと事実と異なる内容を申告しても、結局は個人信用情報機関でわかってしまいます。 正直に申告することがベストです。

キャッシング審査とは、返済能力を見極めることが最大の目的です。 返済能力に問題が無いかという審査はいくつかの観点から行われます。

まず、個人信用情報機関の情報により、現在のキャッシングの利用情報や過去に支払いを滞ったことは無いかなどを確認します。

次に、過去に返済に問題があったのはどういった職業でどれくらいの年齢の人が多かったかなどの各会社の貯蓄データをもとに、あなたがどのグループに属しているかを申込書に記載された年齢、職業などで分類します。

一般的に、家族無しより家族持ち、賃貸より持ち家、派遣社員より正社員といったグループの方が返済能力は高いと判断されるようです。

最後に、あなたが申込書に記載した項目に偽りが無いかを確認します。 記載された内容に不審な点があると、審査に通らないことがあるので申込書に不備が無いように心がけましょう。 以上のような審査に通るとお金を借りることが可能になります。

審査の際には多くの場合、勤務先に在籍確認を行います。 これは本当にその会社に勤務しているのか、その点だけを確認する作業です。

キャッシング会社からの電話であるということは伏せて連絡をしてくれますからその点は安心してください。 時間指定なども可能ですから、希望する場合には遠慮なくキャッシング会社に相談しましょう。

ただし、最近では個人情報にあたるために、在籍確認に応じない企業も増えてきています。 また、会社に連絡を入れてほしくないという方もいるでしょう。 その場合には、会社が発行する在籍を証明する書類などの提出で、在籍確認ができます。