きちんと計画を立てて返済をしていても、月々の返済が滞ってしまう…そんな可能性もありますよね。
返済が遅れると取り立てがあるのかどうかは、気になるところでしょう。
返済が遅れると、取り立ては「ある」というのが答えです。 金融会社側も催促をしないと支払ってくれないと判断すれば、取り立てを行うわけです。
ですが、TVや映画で見るような、怖い顔をしたお兄さんが自宅や職場にやってきてお金を払うように怒鳴りこんでくる…ということは基本的にはまずあり得ませんので安心してください。
取り立てというのも金融機関にとっては立派な業務の一つですから、きちんと紳士的な対応をしてくれます。
ここでは返済が遅れた場合の取り立てについて、一般的な流れについてご紹介します。
取り立ての流れ
返済が遅れた場合には、おおよそ以下のような流れで取り立てが行われます。
①電話や葉書、メール等で支払いの期日が過ぎていることを連絡
家族や勤務先に金融会社だとわからないような配慮をしてくれます。 個人名だったり、保険会社を名乗ったりするなどして借金の取り立てに関する連絡だとは気付かれないようにしてくれますので安心してください。
連絡が来ても入金しなかったり、連絡を無視していたりすると、督促の頻度は増えていきます。 毎日何度も電話がかかってきたりすることもあります。
②自宅や勤務先を訪問
電話や葉書、メールなどで連絡しても入金がない場合には、直接自宅を訪問します。 自宅訪問でも本人と会えない場合や入金がない場合には、勤務先などに訪問することもあります。
③法的措置をとったり、債権回収の専門業者が取り立てに来る
裁判所から支払い命令が出されたり、専門の債権回収業者が取り立てを行ったりすることになります。
取り立てをする際には、早朝や深夜などの時間帯には取り立てを行わないことや、新たに別の金融機関からお金を借りて返済するように強要しないこと、暴力をふるったり怒声をあびせることなどを禁止するなど、取り決めがきちんとあります。
ですが、これはあくまでも一般的な取り立ての流れであって、ヤミ金や悪質な業者などはこの限りではありません。 借り入れをする際にはできるだけ安心できる(大手企業など名の知られている)金融機関を選ぶようにすることをお勧めします。
取り立ての流れはおわかりいただけたでしょうか? できることならば、この取り立ての流れを実際に自分で体験しないようにしたいものです。
そのためにも借り入れの際には計画をきちんと立てておき、月々の返済が無理なく行えるようにしておくことが大切です。 そして返済が遅れそうになった場合には、事前にこちらから遅れる旨の連絡を入れるようにしましょう。