キャッシングの際にはできるだけ低い金利で借りたい、と思う方も多いことでしょう。
例をあげてみますと、実質年率（金利）４．０％～１８．０％と表示されている金融機関の場合には、４．０％が下限金利、１８．０％が上限金利となります。
この金利は金融機関によって異なりますから、キャッシングをする際にはこの下限金利が低く設定されているところを選んで利用しようとみなさん考えるわけです。
ですが、実際にキャッシングをするとなった時には、この表示されている下限金利で借りられるかどうかはわからないのです。
ここでは下限金利で借りるにはどうすればよいのかについてご紹介します。
一般的に大口融資は低金利
一般的には、多額の融資を受ければ受けるほど、金利は低くなります。 逆に少額の融資の場合には金利は高くなります。
融資を受ける際にはどの金利が適用されるのかは自分では決めることができません。
ですからお金を借りようと検討する時、どうしても下限金利を見て金融会社を決めてしまいがちですが、実際に借りてみると上限金利の方が適用されていた…などというのもあり得る話なのです。
大口の融資であればあるほど、金利は限りなく下限金利に近づく…ということがまず言えるでしょう。
好条件が揃えば下限金利で借りられる場合も
お金を借りる際には、必ず金融機関の審査を受けることになります。
この審査では、職業や年収、年齢といった点がポイントとなります。 安定した職業に就いており、収入も良く、年齢もちょうどよい（若過ぎない、高齢すぎるない）場合には、審査に通りやすくなりますし、金融機関に与える印象も良くなります。
もう一つは信用があるかどうか、という点です。 過去に借り入れをして返済が滞ったりしていないか、自己破産をしていないかなど、信用情報機関に登録情報がないかどうかも確認されます。
審査では、どの程度の返済能力があるのか、信用できる人物かどうかという観点からチェックしますから、返済能力が高く、信用もあると判断されれば、それだけ大口の融資も受けることができますし、金利も低い条件を適用してくれる可能性が出てきます。
これらのことを見てみると、下限金利で借りるというのはなかなか難しく、そう簡単にはできることではない…ということがお分かりいただけるでしょう。
ですが、限りなくその金利に近づいた金利で借りることは可能ですし、条件さえそろえば下限金利で借りることも夢ではありません。
返済の負担を少しでも減らしたいのであれば、以上のような条件を自分が満たせるかどうか、自己チェックをしてみることをお勧めします。