融資までの手順

キャッシングを利用する際の大まかな流れ（融資の手順）を紹介します。

まずは自分の借りたい条件に合う融資会社を見つけて申込を行います。 融資会社の店頭でも申込みは可能ですが、時間の無い方でも申込みできるインターネット申込みが現在の主流です。

融資会社によって金利や貸付可能な額、融資までにかかる時間は違いますから、一番自分にあった会社を探してみましょう。 申込の際に聞かれる項目は各融資会社にもよりますが、氏名や住所などの簡単な項目ばかりです。

加えて現在のキャッシング利用状況や返済状況などが聞かれる項目の中にあります。 正確に申告することが必要ですから、はっきりしない場合には事前に調べておくことをお勧めします。

申込の際にはその後に行われる審査の説明があります。 審査に必要な書類や証明書を指定され、電子メール、または郵送やFAXなどで受け取ります。 不備のないように記入して、電子メールで提出するか郵送またはFAXをしてください。

消費者金融会社はあなたから提出された書類と、過去のキャッシング履歴や返済状況などを管理している個人信用情報会社の情報をもとに、あなたが借りたいお金の額に対しての返済能力があるかを審査します。

あなたの提出した書類に不備があると審査に影響してきますので、書類は不備なく記入しましょう。

審査に通ると無事契約となり、お金を借りることができます。 審査ＯＫとなると契約内容にもよりますが、希望金額があなたの口座に振り込まれる、あるいは借入限度額までのお金を引き出せるカードがあなた宛てに郵送をされます。

キャッシングはもちろん借りたら終わりではありません。

利子分も含めて、しっかりと借りたお金を返済していきましょう。 一括で借りて期限までに全額返す方法や、分割、ボーナスで多めに返すなど返済方法も選べますし、契約後の支払い方の変更もできる場合があります。

支払い時に無理のないように、計画的に借りるようにしましょう。

キャッシングの大まかな流れはお分かりいただけたでしょうか。

事前に知っておけば、安心してキャッシングを利用できるでしょう。 ですが、ここで一つだけ注意してほしいことがあります。 それは、一度に複数のキャッシング会社に申し込むことは避けた方がいい…という点です。

申し込む側の心理としては、「ここを受けても融資を断られるかもしれないから、他のところにも申し込んでおこう」と考えるのはとてもよくわかります。

結果、同じ日あるいは短期間の間にたくさんの会社に融資を申し込むことになります。 また、少しずついくつかの会社からお金を借りようと考えて複数の会社に申し込む人もいるかもしれません。

ところが、複数の会社に申し込んでいるということは、「この人は複数からお金を借りなければならないほどお金に困っている」と解釈することもできます。 それだけお金に困っているならば、返済も滞ってしまう可能性があると判断されます。

そのため、審査で不可となってしまうことが多いのです。この状態のことを「申し込みブラック」といいます。

一度申し込みブラックと判断されてしまうとしばらくの間は借り入れができなくなってしまいます。 目安としては短期間に申し込むのは３社程度までにしておくとよいでしょう。

申し込みの際には手当たり次第申し込むのではなく、きちんと厳選したうえで申し込むように心がけてください。